9月からのメダカ稚魚の飼育
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なんだか夏も終わっちゃった感じですね。
メダカ水槽の水温も20度を切る日が何日かありました。
メダカ達は今日も産卵してましたが、そろそろ産卵ラッシュも終わりなんでしょうね。
皆さんの家のメダカも餌の食い付きが落ちてきていると思います。
真夏の頃のように餌を与えてしまうと、水質の悪化に繋がるので注意が必要な時期になりました。
メダカ達にとっては、水温の上昇も無く過ごしやすい良い時期でもあります。
そして、一番知っておいてほしいのは、屋外飼育の場合、生まれる稚魚の越冬ギリギリラインだということです。
この時期あたりを境に稚魚達が冬を越せない可能性が高くなります。
水温低下の前にある程度育っていない稚魚は体力的に冬を越せません。
室内飼育の場合は、飼育環境により差があるので何とも言えませんが、屋外飼育の方は今後の稚魚の飼い方を考えなくてはいけません。
ある程度の温度が保てる室内飼育なら、これから生まれる稚魚達も越冬できる可能性はかなり高くなります。
ですが、屋外での飼育だと、これからの低水温飼育では成長も遅く、冬を越せる体にならないんです。
9月からの稚魚の飼育
メダカは太陽の光が大好きなので、昼間は外においてやり、夜は室内で温度を保つ。
これができるのであれば、十分冬までに体力をつけて越冬も可能です。
ただ、小さいうちはいいですが、ある程度育ったメダカの子供は、ある程度の居住スペースを要求します。
ですが、室内の水槽には親メダカもいるし、そうそう子メダカ達の居場所を室内に確保できない場合が多いと思います。
そんな時、お勧めはバケツ飼育です。
バケツでの飼育は移動が楽で場所もさほど取りません。
昼間は十分に太陽の下に置いてあげ、夜はある程度温度の確保できる場所に置いておく。
寒くなった時期のメダカは餌もあまり食べず水質の悪化も少ないです。
今後生まれたメダカの稚魚達は、バケツ飼育で冬を乗り切るのもいい方法だと思いますよ。
もちろん、十分な飼育設備があるのなら、バケツなんて考えなくても良いですけどね。
メダカは繁殖力が強いので、いざという時の参考に考えて下さい。
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ブログ一気読みさせていただきました!参考になりました。ありがとうございます。
私もこの7月からメダカとミナミヌマエビを飼い始めました。ですが、メダカはお盆前には全滅、ミナミヌマエビのみ生存している状況です。
もう一度メダカを…と思っていますが、アドバイスをいただけないでしょうか?
水槽サイズ:12L
屋内飼育
生体:メダカ15匹+ミナミヌマエビ1匹
フィルター:水作エイトS
底砂:砂利
水草:マツモ+ウィローモス
換水:足し水のみ
全滅の状況:4週間程度の間に、1匹、また1匹と死んでしまいました。一気に大量死でもなく、小さい個体から死んだわけでもありません。またエビは今も生きています。
アドバイスをいただきたいこと
①同じ水槽でメダカを飼いたいと思っています。メダカを6匹程度に減らし、水流を減らすため水作エイトのブクブクをパイプユニットを追加して水面吐水に変更しようと思っていますが、その他にすべき事、なにかありますでしょうか?
②メダカが生きている頃はエビもよく泳いでいたのですが、メダカ後しばらくしてから水草につかまったまま、あまり動かなくなりました。体色も透明感がなくなり、内部が白くなりました。これはどういう状況か、思い当たる事はありますでしょうか?
長くなり恐縮ですがお時間あるときにアドバイスをいただけるとうれしいです。
こたさん、こんばんわ。
ブログみて下さり、ありがとう御座います。
メダカ全滅、残念でしたね。
今回は失敗しましたが、もう一度飼いたいと思っているのは、嬉しいことです。
是非、再チャレンジしてみて下さい。
質問内容の気づいた点から書きます!最後にまとめを書くので、面倒だったら最後の方だけ読んでくださいね。
水槽12Lというのは、たぶん、長辺30cm位の水槽で容量12Lと表記されている水槽だと思うので、実際の飼育水量は9L位なんじゃないかと思います。
その水槽にメダカ15匹とミナミ1匹は無理がありますね。その個体数だと水質管理が行き届いていて最適な状態であっても、徐々に個体数が減っていくと思います。
水質もなんですが、個体数が多いとテリトリーの問題もあり、フィルターの水流から逃れられない個体が多くなり死んでいく原因になります。
現在の水槽だと、こたさんの考えが正解で、メダカ6匹にミナミヌマエビ6匹位までが良いと思いますよ。
水槽立ち上げから、1月半くらいの間は、バクテリアが十分に育っていないため、こまめな水替えを行わないと猛毒の中に放置されているようなものなので、死んでしまいます。
バクテリアが定着し、水質が安定するまでに1月半~2か月位の期間が必要で、メダカ達は、その間は猛毒の水に耐えながら生きています。
飼育数が適正であれば、最初は一週間に一度4分の1程度の水替えをしてあげましょう。
水質が安定してしまえば水替えはかなり手抜きが出来ますが、水が減った時に、タッパ等で一すくいし捨てた後に水足しでどうでしょう。
(私の9L室内飼育水槽の場合、目印を決めて置き、其処まで水が減って来たら、約1Lすくいやすいプラケースで水を一すくいし、捨てて2Lの水を補充としています。楽ですよ(^_^)v)
質問1.
水作は実はポテンシャルの高い良くできたフィルターです。
水流はマツモと石等を使って水流から逃げられる場所を作ってあげれば良いと思います。
個体数が適切であれば、十分水流からの逃げ場は出来ると思いますよ。
パイプユニットの追加は好みで!として、水作のフィルター手入れ等を楽にする意味とコスト削減、バクテリアの安定を考えて、濾材の改造をお勧めします。
純正の交換濾材は3週間位の交換になり面倒だしコストもかかると思いませんか?セラミック系の濾材は半年もつので月1位水洗い(バクテリア温存のため、水槽の水で軽く洗う)で済み、コストもかなり安くなります。
水作なら、上部濾過用のカートリッジがあり、それを使うと改造も楽ですよ。
「水作エイト S 改造」で検索してみて下さい。
手抜きもできるし、コストも安く上がるのでお勧めですよ。
質問2.
エビの症状は、水温の上昇が怪しいです。
水温30度超えの日が続くと元気がなくなり色が白っぽくなる場合が多いです。
夏場の猛暑の時期は、私の家の屋外水槽も室内水槽も朝方でも30度ありました。
メダカは比較的高温に強いですが、ミナミヌマエビは30度超えが続くと厳しいです。
また、水温が上がると比例して、水中の酸素が減り酸欠が心配になります。
エビの白濁は水質の悪化と水温上昇のためだと思います。
■まとめ.
今回の原因は、水質の悪化だとおもいます。
一番は、水量に対する個体数の多すぎ。
立ち上げ直後なためのバクテリアの浄化作用不足。
特に夏に立ち上げた水槽は繁殖期のため、メダカ達の食欲も多く水質が悪化しやすい時期です。
再チャレンジのときは、今の水はバクテリアが育っているはずなので、水質が悪化したままの状態なら3分の1位の水を替えそのまま使いましょう。
メダカが死んだ悪い水と思わず、其処までバクテリアを育てた水だと思い大切にしてください。
新しい水よりもメダカ達には最適なはずです。(病気が出た水は駄目です)
一応私が思いつくことを書いてみましたが、参考になれば嬉しいです。
メールでも送っておきました。
丁寧なアドバイス、ありがとうございました!
めっきり寒くなり、繁殖シーズンではなくなってしまいましたが、リベンジしようと思います(あ、水槽が小さいので繁殖したら困るんでした…)。
質問返しになって恐縮なのですが、ちなみに白くなってしまったエビは回復するのでしょうか?
ご存じでしたら、お教えください。
こたさん、こんにちわ。
このところ寒い日が続き水温も朝方で室内水槽でも20度、屋外水槽では18度を記録しました。
天気は雨ですが昨日の夜から暖かく今日の朝の水温は25度ありましたが・・・
今リベンジすると、ギリギリ産卵の可能性がありますね。
メダカもミナミヌマエビも寿命が短いので、子供は欲しいところです。
メダカは寿命が短いので、今購入した個体が来年の繁殖期まで生きているかどうかも不安です。
ミナミヌマエビの症状の回復は、体力の弱り方次第なので、何とも言えませんが、水質が改善されれば、
今の水温を考えても十分回復すると思います。
一匹だけだと寂しいので、どこかでお裾分けでもしてもらえるといいですね。