ボウフラの対策にはメダカ飼育
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庭先などに水溜りがあると、蚊の幼虫であるボウフラが沸き、蚊の製造所のようになってしまいます。
そんな時は、ボウフラを食べてくれる益魚であるメダカの飼育が一番効果があります。
蚊といえば、夏の風物詩だと思っていたら、今では、まさかと思う時期でも蚊がいますよね。
そして、蚊がいるという事は、近くにボウフラの住処になった場所があるという事です。
瓶などに水を溜めている場合、そっとメダカを何匹か入れておきましょう。
メダカの種類は、一般的なメダカなら何でも良いですが、ヒメダカかクロメダカが一番安価で手に入ります。
蚊は血を吸った後に必ずどこかの水辺に卵を産むわけですから、メダカ入りの容器を置くことは、周囲の蚊を減らすことに繋がります
蚊の生態
蚊の一生
全ての蚊ではありませんが、一般的な蚊の場合
- 水際に卵が産み付けられる
- 2~3日で卵からボウフラ
- 10日位でボウフラから蛹
- 2~3日で蛹から成虫
- 蚊として2週間位生きる
といったサイクルで生きているので、ボウフラである10日間を有効に使い蚊を駆除しましょう。
蚊の活動時期
一般的には、6月~9月の夏場の時期なのですが、最近はとんでもない時期にも蚊を見かけます。
ボウフラは極少量の水でも生きていけるので、考えも及ばない場所がボウフラの住処になっていることもあります。
蚊の吸血
吸血をするのは、メスの蚊だけで卵を産むために吸血し、一度吸血すると3日位で卵を産み、また吸血という工程を死ぬまで繰り返します。
オスの蚊は吸血することはありません。
蚊の弊害
- デング熱
- マラリア
- 日本脳炎
- 犬のフィラリア
蚊による感染で、良く知られている代表的なものは以上のものがありますが、あらゆる伝染病の媒体になるので、蚊の活動時期が長くなるという事は、感染症の危険が増えるという事です。
蚊(ボウフラ)の撃退法
- メダカを投入
- 10円玉を投入
- 油を垂らす
- 水を捨てる
ボウフラはメダカの大好物なので、メダカを入れると全て食べてくれます。
余談ですが、ミナミヌマエビはボウフラを食べてくれないので、ボウフラ退治には役に立ちません。
全ては大げさだろう!と思うかもしれませんが、ボウフラは肺呼吸なのでボウフラである約10日間呼吸のために何回も水面と水底を行ったり来たりしなくてはならず、メダカから逃げきれません。
10円玉は小さな水溜りには効果がありますが、メダカを入れるような水量に一枚や二枚では問題外です。
前にも言いましたが、ボウフラは肺呼吸なので、水面の空気を取り入れなくてはならず、油を水面に垂らしておくと呼吸できずに全滅します。(その後の油水の処理は疑問ですが。)
ボウフラが沸いた水を見かけたら、捨ててしまうのはとても有効な手段で、環境の変化に弱いボウフラは死滅します。
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