今回は、メダカを飼うための水と塩の活用のお話です。
基本的に、メダカの飼育は簡単です。
たぶん、一番初心者向きだと考えていただいて良いと思います。
今回は、飼育の基本(何を飼うししてもですよ)から水と塩を・・・
メダカには、水道水はカルキが入っているため中和が必要
カルキの抜き方は水をバケツなどに入れて水槽の傍に1日以上置いて、カルキを抜く。
こうすることで、水槽との温度も同じ程度に保てます。
カルキ抜きの薬は安く売ってますので、いざという時のために必ず購入。
カルキ抜きは説明書をよく読み、適量を使用します。
たとえば、10Lにたいして2mL(2cc)というように本当に少量なので、水替えの時は例に挙げた比率の場合は、バケツに5Lの水を入れ、計測できるスポイト等を使用して1ccのカルキ抜きを入れるようにするといった感じで使用します。
安いし、魚ごとの水質の安定まで出来るものがほとんどです。
水槽の水は、循環させてあげると、長持ち
水槽内の水は、循環させることで長持ちします。
川の水は、流れがあるので腐らないですよね。
流れがないと、水質が悪化します。(腐った水) ですので、フィルターの設置が大切です。
小さい水槽の場合お勧めは、壁掛け式フィルターのテトラのAT-20か投げ込み式フィルターの水作エイトMです。
大きい水槽の場合は、コストが安く濾過能力、バクテリア育成能力の高い上部式フィルターが良いですね。
水槽の水替えは、一番メダカにダメージを与える
メダカにとって、多少の水質の悪化した水よりも、急激な水質の変化のほうが、ダメージが大きいんです。
水替えは最高でも、水槽の水の3分の1以内にしましょう。
それ以上の水の変化は、魚にとって、命取りになる可能性があります。
水槽の底の砂利 水槽の底の砂利は、必ず入れましょうね。
バクテリアの住処になります。
後々のメンテナンスが楽で価格も手頃な大磯砂利がお勧めです。
大磯砂利であれば、水作プロホースを使用して簡単に底砂掃除ができます。
塩は、いざという時の万能薬
塩は人間には欠かせませんよね。
実は、メダカ達にも、凄く効くんです。
分量の目安は、元気がない時水1リットルにつき塩2グラム位。
治療目的のときは、水1リットルにつき5グラム位。
という感じで、1Lに付き2~5グラムの塩(2%~5%の塩水)をメダカを隔離した容器に入れて下さい。
メダカが元気がない(痩せている、白カビ病にかかっている?)みたいな時、魚用(食用は駄目)の塩はメダカの万能薬として役に立ちます。
水草と共永させている他の魚種だとが心配なので、直接水槽に入れる場合の塩は2g以内にして様子をみましょう。
大切なことなので、もう一度、魚専用の塩です。
とたんに、回復するケースが多いです。
もちろん、重症の場合は、専用の薬での薬浴が一番ですが、塩が効かない場合のほとんどは、メダカの体力的に諦めたほうが良いのかも。
あくまで、私の個人的な意見ですが・・・
次回は バクテリア、パイロットフィッシュのお話を書きますね。
水1Lで1kg(1000g)なので、塩分濃度は0.2〜0.5%になるかと思います。