メダカを飼育を開始するときや、長く飼っていても水質を確認したいときってありますよね。
そんなときは、テトラテスト6in1試験紙を使ってみるのも良いかもしれません。
ちょっとした、安心感に繋がりますよね。
メダカを飼育していて、どうしても心配で水替えや底砂掃除等やりすぎてしまう方も多いと思います。
自信が無い時の心の支え位にはなりそうですよ。
テトラ テスト6in1試験紙は、ペーハー、炭酸塩硬度、総硬度、亜硝酸塩、硝酸塩、塩素の6つの試験が出来るお買い得な水質試験紙です。
テトラ テスト6in1試験紙
商品は、淡水用と海水用に分かれているので、購入時は注意して下さい。
テトラ 6in1試験紙の使い方は簡単で、試験紙を飼育水に1秒間漬け色の変化で水質を確認するようになっています。
25枚の試験紙が入っているのですが、私が今回確認した時点での価格が1525円なので一枚当たり60円なので、以前私が購入したときは、@40円位だった記憶があるので今は高めですね。
ホームセンター等で売っている頑丈なハサミ(300円位?)を使えば、3つとか4つに切れてコストを格段に減らすことも可能ですが、2枚に切る位が妥当でしょうね。
テトラ試験紙で検査できる水質
測定できるのは6種類
ペーハー(pH)
計測範囲:6.4~8.4pH
ペーハーは、水溶液性質を示す単位で、酸性、中性、アルカリ性で表されます。
0~14の数値で表され、pH7が中性で、低い数字が酸性、高い数字がアルカリ性になります。
私たちがメダカ飼育で使う数値は、6~8が測定できれば十分だと思うのですが、この製品は、6.4~8.4の計測範囲なので、ちょっと寂しい気もします。
メダカに適したpHは6.5~7.5位ですが、無理に理想に持って行こうとせず、自宅の水道水等、水替えの水と近いPHだと水替えの失敗のリスクが無くなります。
炭酸塩硬度(KH)
計測範囲:0~20°dH
本来は炭酸水素イオンと結合しているカルシウムイオンとマグネシウムイオン値の事なのですが、アクアリウム界ではナトリウム等まで計測されてしまうため、誤差が大きく総硬度であるGHより高くなったりします。
炭酸水素イオン量(アルカリ度)を測っていると思えばいいでしょう。
この数値が高いとペーハー値が上がりやすく、低いと下がりやすいので、ペーハー値の上げ下げの目安になります。
GH=KH+非炭酸塩高度
本来のこの公式はアクアリウム界では当てはまりません。
総硬度(GH)
計測範囲:0~20°dH
炭酸塩硬度と炭酸水素イオンと結合していない非炭酸塩硬度の合計値のことで、全てのカルシウムイオンとマグネシウムイオンの総量になります。
一般に言う、硬水と軟水というやつで、水の硬度を表します。
亜硝酸(NO2)
計測範囲:0~10mg/L
アンモニアが分解された、まだ毒性の高い物質で、水質が安定する前や濾過能力が足りない場合に検出されます。
水質が安定している時期で検出される場合は、濾過装置の強化か個体数の調整が必要です。
硝酸(NO3)
計測範囲:0~250mg/L
ほとんど毒性はありませんが、たまる一方なので、水替えによって減らす必要があります。
水草の養分になるため、水草と個体数のバランスがいいとあまり検出されないことも。
塩素(CL2)
計測範囲:0~3mg/L
水中の塩素濃度を測定します。
塩素はしっかり抜けていないと、メダカもバクテリアも死んでしまうので、水道水の塩素濃度が高くなる夏場などは注意。
テトラ試験紙で検査出来ない水質
ちょっと、惜しいと思うのですが、テトラ テスト6in1試験紙では、アンモニアが測定できません。
アンモニア(Nh2)
Nh2、Nh3+は通常、水槽では検出されることはありませんが、水槽立ち上げ時や水替え失敗時に検出されることがあります。
アンモニアが検出される水槽では魚たちを飼育していけないので、水槽立ち上げ時位しか使わないので別の物をわざわざ購入は考えずらいし、残念です。
亜硝酸塩(NO3)と書いてますが
硝酸(NO3)
ではないでしょうか。
亜硝酸(NO2)
硝酸(NO3)
mtffさん、ご指摘ありがとう御座います。
間違ってますね!
助かりました。
こっそり直しておきます。